2014年に読んだ本

今年はなんだかんだで100冊以上は本を読み、CDやDVDも含めると計150本ぐらいは消費したようです。
就活が近づいてきて、とにかく何かをインプットしなければならない!と思ったのが今年の最初だったかな。
とりあえず数としてはなかなかのインプットができて一応の満足は得られました。
これが就活にどう生かされるのかはまた別の問題。

さて、読んだ本の内容はほとんど覚えていませんが、読んだ時の衝撃はまだ残っていますので、
「この本はすごい」「これは誰かに読ませたい」と純粋に思った本を紹介したいと思います。

ブラックジャックによろしく

Kindle版が0円というので読んでみた。

現代の医療現場における諸問題を取り扱った有名な作品。ドラマにもなってましたね。
限りある資源の中で目の前にある命とどう向き合っていくか、という原始的ながら大きな問題を突きつけられる純粋で猪突猛進な主人公。感情移入は必至。私は2回ぐらい泣きました。
漫画としてもよくできています。

こころ

私は小説が読めない。単純な話、登場人物が覚えられない。

その点この小説は登場人物が少なくて読みやすい。内容も、なにか大きな事件があるわけでもないんだけど引き込まれる、続きが読みたくなる。

のうだま

のうだま―やる気の秘密

のうだま―やる気の秘密

今年読んだ100冊のうち3割ぐらいは自己啓発・ハウツー本だったんじゃないかな?
その中での決定版だと思います。もうこれ以上啓発本は買いませんたぶん。

とにかく「やる気」を脳の働きという観点から科学的に解説しているから説得力が他とは違う。

貧困大陸アメリカシリーズ

ルポ 貧困大国アメリカ (岩波新書)

ルポ 貧困大国アメリカ (岩波新書)

絶望感を手軽に味わいたい人におススメ。まるで映画の世界、いや映画よりえげつない風景がそこには映されていますよ。
いやマジで、これホントにアメリカで起こってんの???

静かなる革命へのブループリント

静かなる革命へのブループリント この国の未来をつくる7つの対話

静かなる革命へのブループリント この国の未来をつくる7つの対話

こちらは逆に未来に希望が持てるようになる一品。世の中にはすごい人がいっぱいいるんだなあ。

インターネット的

インターネット的 (PHP新書)

インターネット的 (PHP新書)

本当に2001年に書かれたの?というぐらいに先見的で示唆的です。
インターネットサーフィンボーイたちにはとりあえず一回読んどいてもらいたい。

酒のほそ道

酒のほそ道 1 (ニチブンコミックス)

酒のほそ道 1 (ニチブンコミックス)

こちらもKindle版が0円だったので。
おっさんが酒と肴を喰らう作品。よい。

SEの不思議な生態

私がSEを目指すのを諦めさせてくれた本。
SEはやはり人を相手にするお仕事なんですね。

思考の整理学

思考の整理学 (ちくま文庫)

思考の整理学 (ちくま文庫)

ハウツー本の元祖。

学問のすゝめ

学問のすすめ 現代語訳 (ちくま新書)

学問のすすめ 現代語訳 (ちくま新書)

学問に関してだけでなく国民としてどうあるべきか、が書かれています。
日本人は全員読んでください。


とまあ段々適当になりましたが、全部読んで損の無い作品だと思います。
よいものに出会った時の「これは!!!」という感覚は筆舌に尽くしがたいものがありますね。

来年もどんどんコンテンツを消費していきたいと思います。