飽き性で堪え性の無い私が将棋三段になれた理由

私は飽き性です。そして堪え性がありません。
物事を長い期間通じて真理を追究するようなことは全く向いていないと自分で思います。

しかし、将棋だけは今年で始めて6年目。これだけでも私にとっては快挙ですが、
なんだかんだで三段という棋力まで成長することができました。
成長スピードとしては決して早いとはいえませんが、まだ伸びしろがありそうなのが救いです。

なぜ将棋は続けてこれたんだろう。将棋がおもしろいから、という理由ももちろんありますが、
よくよく考えてみると色々な好条件が重なったというのが大きな要因ぽいです。

好条件その1、競争相手が身近にいたこと

私の将棋人生はピアキャストと共にあったような気がします。(ピアキャス知らんならググれ)
配信も6周年を迎えようとしています。
このようなコミュニティで、同じような棋力の方が何人かいて、
目標となるような強い人がいて、という環境はモチベーションの維持に大きく寄与したと思います。

好条件その2、いつでも練習できる

私は以前ドラムの教室に通っていました。しかし家にドラムセットはありませんでした。
教室以外では手にスティックを持って太腿を叩く日々でした。(赤くなって痛かった)

その点将棋に関しては、ほぼ24時間ネットで指すことができます。
定跡、次の一手、寄せ、詰将棋、すべて通学時間に本を読むぐらいでも勉強できます。
最初の1,2年は暇さえあれば将棋倶楽部24で将棋を指していたような記憶があります。
行為をするまでのハードルの低さは大きかったように思います。

好条件その3、将棋の特徴(勝負、即結果、白黒はっきり)

当たり前ですが将棋は勝負です。負けるとめちゃくちゃ悔しい。時々パソコンの前で叫んでいます。
結果が即出るのは悔しさ、からのもっと頑張ろうにつながりやすい。
この点はスポーツと一緒ですが、重要な要素と言えそうです。
そういえば卓球も3年間は続けることができたなあ。

将棋のもう一つの特徴としては棋譜並べおよび感想戦にあると思います。
要するに試合の再現が忠実にできるところです。スポーツではこうはいきません。
プロの棋譜を並べれば指し手の疑似体験ができますし、感想戦はしっかり自分の悪いところを映してくれます。

考察を生かす

せっかく分析したので、英語やプログラミングの上達にも生かしていけたらよいですね。
コミュニティに入る、数値として結果が出るテストやコンテストを積極的に受ける、などなど。
環境やっぱり超大事です。

将棋は面白いので皆さんもやりましょう。


初段になるための将棋勉強法

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