四間飛車△3二銀型vs▲斜め棒銀
やられてみたら意外と難しかったのでメモ。
こういう仕掛け。普通は無理筋としたもんだけど、
以下△4五歩▲3三角成△同銀▲3四歩
この手が入るから一筋縄ではいかない。
勢い△4六歩と行きたくなるが、▲3三歩成△同桂▲3四歩の筋が気になって仕方がない。たぶん四間側勝ちにくいと思う。
だから落ち着いて△3四同銀。▲5七銀なら△6四角から△3五銀の味が良い。
よって▲3七銀。ここでどう指すか。
ソフトの見解は△3三角。以下▲7七角△4三金。
他の候補手としては△2二飛(▲1一角が気になる?)、△3三桂(遊び駒の活用でいい手っぽい)など。
四間飛車側が若干よいとは思うが、▲2四歩が見えていて忙しいことは確かだと思う。「こんなん手になってないやろ」と言いつつちゃんと咎めようとすると難しい局面というのは多々ある。定跡を覚えたからといってあまり調子にのらないようにしたい。
- 作者: 藤井猛
- 出版社/メーカー: 浅川書房
- 発売日: 2004/10/10
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