【読書メモ】だれでも書ける最高の読書感想文(斉藤孝,2012)

だれでも書ける最高の読書感想文 (角川文庫)

だれでも書ける最高の読書感想文 (角川文庫)

最高の読書感想文の書き方

「上手に書こうなんて思わないで、気軽な気持ちで簡単に書けるようになるのがまず先。」
「感想文で大事なのは、自分の心がどう動いたかを、自分の言葉で残そうとすること。」
「日記というのは自分がそのとき考えていること、『心を記録しておく』ことでもあるんだなあ、と思うようになった。思いというのは、文章にしようとすることでより深められ、整理されていくものだ」
「自分の心にグッときた言葉を拾い出すことです。」
「本を読むことと感想を書くことを切り離さないことが大事」
「書きたいことは三つにしぼる」
「本との出会いの瞬間、自分の心のなかにひらめいたものを、うまくつかまえて言葉にするためには、その感覚が消えてしまわないうちにその場でそっとつかまえておく。」
「本を読み終わったら、箇条書きのメモをつくります。」
「①②③と優先順位をつける。」
「いちばん大事なことから書く」
「『なくても意味が通じる』ところには接続詞を使わない。」
「着地点を決めておく」
「文庫解説目録は見ていて飽きない。」

感想

 本や映画の感想エントリを書くときにいつもウンウン唸ってクソみたいなものしか書けないのでこの本に救いを求めた。小中学生向けに書かれていて少し困惑したがテクニックの部分は全年齢対応できる。
 とにかく気軽に書いて徐々にうまくなっていこうという考え方は大事だ。クソみたいなエントリでもどんどんアップしていかないと。いつか上手くなるかな。
 修辞的テクニックとしてはタイトル・書き出し・着地点に気をつけて書くとよいらしい。意識してみたい。

 本の選び方、探し方についても書かれている。文庫解説目録というものを知らなかったので参考になった。