本とYoutubeとDVDでマイケル・ジャクソンに触れた

 友人にマイケル・ジャクソンの大ファンがおりまして、少し触発されたり、私もかねてより『スムースクリミナル』のショートフィルムをYoutubeで視聴して単純にカッコ良いなあと思っていたりしたので、少しマイケル・ジャクソンに触れてみることにしました。

まずは本を読んだ

マイケル・ジャクソン (講談社現代新書)

マイケル・ジャクソン (講談社現代新書)

 まずは知識から、と『マイケル・ジャクソン』(西寺郷太)を読んでみることにしました。この著者の西寺郷太氏は日本屈指のマイケル研究家で知られ、自身ももノーナリーブスというバンドでボーカルやソングライターを務めています。『LoveTogether』は耳にしたことがある楽曲と思います。
 
 本書は、マイケルの兄弟と生い立ち(第一部)、マイケル絶頂期とその苦悩(第二部)、少年虐待疑惑の検証(第三部)、THIS IS ITへの道(第四部)と四部構成となっています。

 マイケルが兄弟とともにデビューし、その才能を遺憾なく発揮しひとり立ち、絶頂への道とその先の苦悩を、周辺人物にもスポットをあてながら丁寧に描いた良書だと思います。

 おすすめの読み方は本に出てきた曲のタイトルをYoutubeで検索して聴きながら読むこと。最低でも「バッド」「ビート・イット」「スリラー」「スムースクリミナル」「ビリージーン」「マンインザミラー」は必聴です。

 ジャクソンファイブ時代の楽曲はテレビの挿入に結構使われていて、これもジャクソンファイブか!と驚くことが多々ありました。

映画を見た

 次にDVDで映画を観ました。『THIS IS IT』はマイケル最後の大規模ライブになる"はず"でした。しかしリハーサルの最終段階にさしかかった時期にマイケル・ジャクソンは専属医師の過失により亡くなります。
 映画『THIS IS IT」はライブのリハーサルなどの舞台裏をつなぎあわせたドキュメンタリー・音楽映画となっています。

 かっこいいかっこいいかっこいい。動くマイケル・ジャクソンはショートフィルムの中から出てきたようなダンスや所作で私達を楽しませてくれます。往年の名曲が目白押しで興奮必至です。

 マイケルとスタッフのやりとりなど単純に世界最高のライブメイキング映像としても十分に楽しめます。


 これからもマイケルは色んな文脈で語られ、評価されていくでしょう。キングオブポップに、少しでも触れてみませんか。