おしっこの後 手を洗わない人について
私も齢20を過ぎたあたりから随分と丸くなりまして、いろんなことが許せるようになってきました。からあげにレモンをかけられても笑顔でいただきますし、おしっこをしたあとに手を洗わない人をみてもなんとも思わなくなりました。
過去の私なら街中で手を洗わない人を見かけると、心のなかで「ひとでなし」と罵ったものでした。
なんとも思わなくなったのは、他人のことだからどうでもよかったり、おちんちんを2~3秒触るぐらいでそこまで過敏になるのはバカらしいと思ったり、が主な理由です。
こんな前段ですが、あえて今回は用を足した後に手を洗わない方々に向けて、洗ってみませんかという提案をしたいのですます。
お手洗い。皆さんお手洗いという言葉はご存知でしょうか。そうです、トイレの事です。トイレとはお手洗いでありお手洗いはトイレです。
お手洗いとはトイレを婉曲的に表現した素晴らしい日本語だと私は思うのですが、今回はあえて、あえてお手洗いをそのままの意味でとってみましょう。つまりトイレはすなわち手を洗う場所でもあるんですよ、という発想の転換であります。
おしっこをしたから手を洗うのではなく、手を洗うついでにおしっこを済ませておく、という発想です。手を洗うためにトイレに行くという考え方です。
たとえば10時にトイレに行って手を洗いました。その次は12時にトイレに行きます。そうするとこの2時間のあいだで多少なりとも手は汚れているはずです。スマホを触ったり手すりを触ったり鼻くそほじったりしているはずですから。細菌の数で言うとわりとすごいことになってると思います。
その汚れを一旦、トイレのついでに落としておきませんかという提案です。いやこの際細菌の数とかはどうでもいいので、手に冷たい水をかけて心機一転しませんかという提案です。
今回はそのような提案をさせていただきました。
うんちの後 手を洗わない人について
この事柄に関してはむしろ昔のほうが私は寛容でした。理由は現物に触らないからです。おしっこをした人の8割はおちんちんを触りますが、うんちをした人の10割はうんちにも肛門にも手を触れません。そういうわけでむしろうんちのあとは手を洗わなくてよいのではないか、という考え方に陥ったこともありました。
しかし間接的にでも肛門まわりに触れると、大腸菌との邂逅は避けられないという結論に至り、今では絶対洗って欲しい派です。洗わない人は「ひとでなし」と心の中で罵ります。
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