【HSP3dish】サンプルアプリをAndroid実機で動かすまで【2016年版】

 ちょっと詰まったので備忘録として。

とりあえず

 HSP3Dish android(NDK)版プログラミングガイド

 このリンクに沿ってやるのだが、現在では少々ちがう点があるので、それを記す。

2.環境の準備

SDKについて

 指定されたリンク先に行くとAndroidStudioをダウンロードすることになるが、それでOK。

JDKについて

 1.7は推奨されていないが、1.8は問題ないようだ。

NDKについて

 最新版(r12b)ではdish helperが上手く動かないため、r9cを使う。
 http://dl.google.com/android/ndk/android-ndk-r9c-windows-x86.zip

 なおこのリンクはいつまで使えるかわからない。

ApachAntについて

 とくになし。そのままダウンロードすればよい。

3.Platform APIインストール

 「SDK Manager.exe」は存在しないので「AndroidStudio」を起動する。
 右下の「Configure」から「SDK Manager」を起動する。

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 「Android 4.2(Jelly Bean)」にチェックをつけて「Apply」をクリック。

4.HSP3Dish Helperの設定

 指示通りにやればよいが、SDKフォルダは
 「C:\Users\ユーザ名\AppData\Local\Android\sdk」を指定する場合が多いかもしれない。
 以下参考までに私の環境での設定。(あくまで参考程度に参照すること)

f:id:God-kami:20160722014548p:plain

5.新規プロジェクトの作成

 基本的には指示通り。
 「ID...」ボタンを押してもIDリストが表示されない場合は、SDKのフォルダ指定が間違っている可能性が高いので4に戻る。

 パッケージ名は空白でもよい。

6,7.ビルド、サンプル

 ソーススクリプトブロック崩しのサンプルを指定する。HSP3フォルダの
 「sample\hsp3dish」の中に入っている。

 ビルドする。「android\test\bin\test-debug.apk」
 がアプリ。(プロジェクト名がtestの場合)

8.実機への転送と実行

 スマホの方で、提供元不明のアプリケーションをインストールできる設定にしておく。

 一度「test\bin\test-debug.apk」をDropboxにアップロードし、スマホでダウンロードするのが簡単だった。