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初級者にノーマル四間飛車をオススメしない3つの理由

 よくなんとかクラスタで沼とかいう表現を見かけますが。ノーマル四間飛車は将棋界の沼の一つと言えるでしょう。
 当方将棋倶楽部24で二~三段。細かいのも合わせると5000局ぐらい四間飛車を指してきたので思ったことを書きます!

①覚えなければならない定跡が多い

 四間飛車は歴史の長い戦法です。長すぎるほど長いです。なんでも現存する最古の棋譜四間飛車vs右四間飛車らしいですね。

 歴史に比例して大きくなるのが定跡です。定跡がきちんと整備されている点は評価できるものの、ちゃんと指そうと思うと急戦対策だけでも、斜め棒銀棒銀、45歩早仕掛け、山田定跡、鷺宮定跡、と居飛車からの多彩を受け止めなければなりません。これに5筋位取り、玉頭位取り、天守閣美濃、穴熊、ミレニアムなど持久戦対策も加わります。そして振り飛車も。

 これから新しい戦法を始める方に対して、「はいとりあえずこれ覚えて」とは言えない量です。

②固められると勝ちにくい

 四間飛車最大の敵、居飛車穴熊穴熊に組まれるとやっぱり勝ちにくい。これはかなり大きい要素です。慎重に指さないとちょっとぐらい良くなってもひっくり返されます。どんな棋力になっても穴熊対策はずーっとついてきます。

 すこしずつ重ねてきた有利を、穴熊の暴力にぶっ壊される。あなたは、耐えられますか?

③プロで指されない

 プロ間ではスペシャリストの指す戦法と認識されているようで、プロ棋戦で見かけることが少ないです。藤井先生も指してくれない…。
 棋譜中継で四間飛車が中継されると、四間飛車クラスタがちょっとザワザワします。それぐらい珍しいです。

それでも四間党になりたいあなたに…(棋書案内)

 私がこんなに言っても四間飛車で勝負したいあなた。そうですよね、四間飛車は魅力ある戦法ですもの…。その融通のきかなささえ愛おしくなってしまうんですよね…。

 じゃあまずは『四間飛車を指しこなす本1』もしくは『四間飛車がわかる本』から入りましょうか。これで一旦急戦対策はOKとしましょう。
 穴熊以外の持久戦対策は『四間飛車を指しこなす本3』で。対居飛車穴熊はどうしようかなあ。『四間飛車破り【居飛車穴熊編】』から入りましょうかね。やっぱり基礎ですから。
 相振り飛車『相振り飛車を指しこなす本1』で。

 とりあえず上記の棋書を読んだら指しまくる。意外にも相振り飛車が多かったり、自己流の急戦にぶっ潰されたりしてフラストレーションが溜まるでしょう。

 急戦に対してはさばく。位取り系の持久戦に対しては位に反発していく。穴熊系の持久戦に対してはさばかない。のがポイントと思います。あと振り飛車に関しては居飛車vs振り飛車の対抗系とは別のゲームだと思って指すと良いです。

 これで指してみて、ハマっちゃったなと。沼にハマっちゃったなと思った場合はですね。
 急戦対策だと『四間飛車の急所』または『四間飛車破り【急戦編】』を。
 対天守閣美濃は『藤井システム』。対居飛車穴熊『四間飛車激減の理由』にレベルアップしていきましょう。

 これであなたも立派な四間飛車党です。それではみなさん良い四間飛車ライフを!四間飛車最強!イエーイ!!

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