【読書メモ】『内定「後」の教科書』(金谷 建史、2009)
内定「後」の教科書――最高の社会人スタートを切るための「自分ブランド」の作り方
- 作者: 金谷建史
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2009/08/20
- メディア: 単行本
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この本をまとめると
・「ロジカルシンキング」「コミュニケーション力」「心構え」は普遍的なスキル
・「感謝の言葉」と「一所懸命さ」でかわいがられよう
・小テーマでの専門性を高めて自分のブランドを作り育てる
・継続した勉強は確実に力になる
感想
大部分が「ブランド力を高めよう」という内容。ブランドとは「○○といえば△△さん」のようにという評判が立つこと、と解説している。
内定先の企業分析や自己分析、配属までを考えて、自分だけが専門家になれるテーマを設定し、勉強し育てていく。そのための自己分析、企業分析のワークシートがついている。就活が終わった直後にワークシートをやらされるのは中々アレだが。
納得できる部分もあるが、学生レベルの企業分析や勉強ですぐに有利を得られるかというと疑問。テーマの選定がとてもむずかしいと思う。
とはいえ継続した勉強の力は認めるかぎりで、自分なりにテーマを設定して勉強するというのは内定が決まった後の暇な時期にピッタリで、4月から意識の高いスタートを目論む人にはよいと思う。