【定跡メモ】対石田流４手目△５四歩乱戦

初手より
▲７六歩 △３四歩 ▲７五歩 △５四歩 ▲７八飛 △８八角成
▲同　銀 △４五角 ▲８五角

　中飛車左穴熊などの流行で増えてきたこのオープニング。堂々と飛車をまわられたら結構困るこの形。
　以下△８四歩 ▲６三角成 △５二金右　まではほぼ必然の順。

　以下①△９六馬はこちらも角を成っておくか一旦手堅く△６二銀も有力。互角。

②△６四馬

　以下△６二飛 ▲４六馬 △６七角成 ▲６八歩
　▲６八歩以外の手は△４九馬▲同玉△６九飛成がある。

　ここで△７八馬と飛車を取って△７六飛は▲４五馬がピッタリ。だから△６六馬で結果図。
　▲７四歩△８二銀▲７三歩成△同銀▲同馬△同桂▲同飛車成に△８八馬を用意している。

　結果図以下は囲い合いになり一転じっくりした将棋になる。形勢は互角。
　
　石田流党の視点からみると、中飛車左穴熊にされるぐらいならこういう将棋もありかなと思える。

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