【レベル別】オススメの詰将棋本

解き方

 繰り返し繰り返し解きましょう。3分真剣に考えてわからない場合は答えを見てしまいましょう。問題を覚えてしまうのを防止するために2冊以上を順繰りに解いていくのもオススメです。

【レベル1(~14級)】将棋1手詰入門ドリル/椎名龍一

 「自玉が詰まされる前に相手の玉を詰ます」というのが将棋の基本ルールです。まずは「詰み」とはどのような状態なのか、ということを学ぶために一手詰を解きましょう。
 全問題ひと目(一瞬)で解けるようになるぐらい繰り返しましょう。

【レベル1.5(15級~10級)】【新版】3手詰ハンドブック/浦野真彦

3手詰ハンドブック

3手詰ハンドブック

 1手詰と3手以上の詰将棋では大きく感覚が違います。「こう指す、こうくる、こう指す」という「3手の読み」を習得するためにもシンプルで手筋も多く含んだ浦野先生のハンドブックシリーズをおススメします。
 マンネリ化を防ぐために「【新版】3手詰ハンドブック2」と合わせて使用するのも良いでしょう。

【レベル2(11級~)】5手詰将棋/高橋道雄

5手詰将棋 (将棋パワーアップシリーズ)

5手詰将棋 (将棋パワーアップシリーズ)

 3手詰から5手詰への橋渡しには実戦形の詰将棋を解きましょう。「いわゆる詰将棋」のような配置や手筋は少ないですが、その分難易度が低いので5手詰入門には適しているでしょう。

【レベル3・(7級~)】【新版】5手詰ハンドブック/浦野真彦 と ○7手詰将棋/高橋道雄

5手詰ハンドブック

5手詰ハンドブック

 正統派詰将棋系譜、ハンドブックシリーズの5手詰バージョン。

7手詰将棋 (将棋パワーアップシリーズ)

7手詰将棋 (将棋パワーアップシリーズ)

 裏正統派詰将棋系譜、高橋シリーズの7手詰めバージョン。ここまでちゃんとやってきた人はサクサク解けて気持ちが良いはずです。

Q.繰り返し解きすぎて問題と解答を覚えてしまいました(覚えてしまいそうです)。
A.それでOK。

 詰将棋を解く目的は「読みの訓練」と「詰み形を覚える」こと。気になる場合は古本屋で適当な詰将棋本を買ってまわしましょう。