【感想】『3手詰ハンドブック(2)【新版】』(2013,浦野真彦)

ピンクの表紙が特徴的な本書。
ハンドブックシリーズに共通しているのは
新書サイズ、表紙デザインシンプルな図面、見開き4面、200問、裏透けなし。

浅川書房のHPから引用すると
「将棋ファンなら、ひと目見ただけで「思わず解いてみたくなる」好形がズラリ」
初級者の3詰本一冊目にぴったりだと思います。

全体の難易度は3手詰の中でも簡単だと思います。
後半になるにつれて少しずつ難しくなります。
高段者には簡単すぎると思いますが、私レベル(三段)でしたら対局前の
頭の体操に読んでもよいかと思います。
対局前はスラスラ解いて自信を持ちたいので(笑)

全問解いてみて、捨て駒をする問題が多いと感じました。
詰将棋の本ですから並べ詰を何問も掲載するわけにはいかないので、しょうがないところだと思います。
ここらへんは好き嫌いでしょうか。

質、量ともに満足しました。自信を持っておススメできる棋書の中のひとつです。

3手詰ハンドブック〈2〉

3手詰ハンドブック〈2〉